ネットショッピングでおもちゃを買う時のポイント
おもちゃもオンラインで購入する家庭が増加中
おもちゃは遊びながら脳や体の発達、情操の育成に役立ってくれる、大切な道具です。
また、成長に合わせて、頻繁に買い換えるアイテムともいえます。
しかし、子育ての時期は忙しいので、なかなか買い物に出かけられない方も多いことでしょう。
実店舗ではなく、オンライン店舗からおもちゃを買う家庭が増えています。
子ども用品は成長に合わせてどんどん買い換えていく必要があるので、できれば出費を抑えたいのも本音ではないでしょうか。
そのため、インターネットのフリマサイトから、中古のおもちゃを低価格で購入する方も多いようです。
お店・インターネットショップにかかわらず、おもちゃは安全が第一です。
実はおもちゃによる子どもの事故はとても多く、消費者庁などにもリコールの情報が寄せられています。
インターネットでの買い物は手軽ですが、現物を確認できないなどのデメリットもありますから、安全性については十分に注意しましょう。
特に小さいお子さんが使うおもちゃは、慎重に選ぶ必要があります。
事故を防ぐための注意点とおもちゃ選びのポイント
おもちゃが原因の事故で多いのが誤飲で、小さな子どもは何でも口に入れます。
おもちゃの部品や内蔵されている電池を誤って飲み込むと、大変危険です。
小さな部品が鼻の穴に入り込んで、取れなくなった事故も報告されています。
また、オモチャに付いているコードが首に巻き付く、先端部が突き刺さる、電池部分などが熱をもって火傷をするなどの事例も報告されています。
事故を防ぐためには部品が取れにくいもの、電池の蓋がしっかりと閉まるもの、コードなど巻き付きやすい部品がついていないものなどを選ぶ必要があります。
そして小さなお子さんには、電池を使うおもちゃは与えないことも大切です。
おもちゃを購入する際は、信頼できる製造メーカーであることを確認しましょう。
販売メーカーをインターネットで検索し、購入する商品に事故が起きていないか、リコール・販売停止対象となっていないかを確認してください。
購入する商品の対象年齢や、安全に遊ぶための注意書きも忘れずに確認しましょう。
日本の場合は、安全性を確認されたおもちゃには日本玩具協会が定めるSTマークがついています。
アルファベットで大きくSTと書かれてあり、安全合格基準番号が記載されていますので、このマークが付いている商品を選びましょう。
しかしインターネットからは日本だけでなく、世界中のおもちゃが購入できます。
また、フリマの中古品には、説明書が添付されていないことも多いでしょう。
STマークがないなど、安全性が十分に確認できない場合、販売元に質問する、インターネットで事故情報がないかなどを確認してから購入することをおすすめします。