サプリメントの購入で気をつけたいこと

サプリメントは栄養を補うもの

「サプリメントは体にいい」というイメージが浸透しており、サプリメントを摂取する人は年々増加する一方です。
サプリにはハーブなどが多く配合されていて、ミネラルやビタミン、アミノ酸などの成分が豊富です。
このため、健康を維持するために役に立つのがサプリメントの特徴です。

体に利益をもたらす効能があるサプリメントが多いことは確かですが、そうは言ってもサプリメントは万能薬ではありません。
健康食品に位置付けられるサプリとはいえ、薬とは違い病気などを治すためのものではないのです。
ですから、あくまでも日々の生活の食事の補足といった、副次的なものと考えるといいでしょう。

外食が多い人や、一人暮らしで自炊があまり得意ではない人などは、サプリによって不足している栄養素を補うこともできます。
例えば、肥満やアレルギーなどで食べられるものが限定されている人などは、特定の栄養素が不足してしまうこともあります。
サプリを飲むことによって不足した栄養素が補われ、症状が改善することもありますので、処方される薬との相性をよく考えながらサプリを選ぶことが大切です。

選ぶ際の注意点

サプリが健康維持に役立つからといって、いくつもの種類のサプリを飲むのは考え物です。
サプリには日ごろの食事で不足しがちな要素を補うもの、免疫力や抗酸化など健康を増進する効果の期待されるもの、特定の部位や症状に焦点を当てたものの3種類があります。
この中から1種類、またはせいぜい2種類選ぶようにするのがおすすめです。
私は以前は2種類のサプリを毎日飲んでいたのですが、最近では1種類にまとめています。

サプリに関しては、ありとあらゆる周囲のものが市販されていますので自分で自分に適したものを選ぶのはなかなか難しいかもしれません。
サプリは飲みやすく続けやすいものを選ぶことが第一ですので、まず最初にお試しなどで1ヶ月間試してみて、自分に合うかどうかを決めるようにしましょう。
安かったからと言って、1年間の購入契約をしてしまって、飲み始めたら体に合わなかったといった失敗談も珍しくないのです。
また、ハーブが配合されているサプリの中にはアレルギー症状を引き起こす可能性のある製品も見かけられますので、特にアレルギー体質の人は医師と相談しながら決めるのがいいかもしれません。

それから、サプリがいくら健康にいいからと言って、決められた容量を守らないと副作用が生じることもありますので注意が必要です。
例えばアミノ酸を補給できるサプリでも、摂りすぎることによって特定のホルモンが過剰分泌され健康を害するケースがあるのです。
原材料がすべて正しく表示されているかどうか、信頼のおけるメーカーの製品であるかどうも、サプリを選ぶ際には非常に大切なポイントです。