通販で冷凍食品をまとめ買いする際のポイント

冷凍食品のパスタ

毎日の食事作りにおいて、電子レンジで温めるだけで一品が完成する冷凍食品は、忙しい現代人の強力な味方です。スーパーマーケットの冷凍食品売り場も充実してきましたが、ネットショッピングの世界ではさらにその上を行く、全国の名店の味や業務用の大容量パックなど、魅力的な商品が数多く販売されています。自宅にいながらにしてレストランの味を楽しめたり、お弁当のおかずをまとめて安く手に入れられたりとメリットは尽きません。しかし、ついつい買いすぎてしまって冷凍庫に入りきらなくなったり、受け取りのタイミングが合わずに困ったりといった、冷凍食品ならではの失敗も起こりがちです。今回は、通販で冷凍食品をまとめ買いする際に、後悔しないために押さえておきたいポイントや注意点を詳しく解説していきます。

冷凍庫の空き容量と商品のパッケージサイズを計算する

冷凍食品をネットで購入する際に最も高いハードルとなるのが、冷凍庫の収納スペース問題です。常温保存ができる缶詰やレトルト食品とは異なり、冷凍食品は届いたその瞬間に冷凍庫へ収めなければなりません。よくある失敗例として、まだ入るだろうと感覚的に注文してしまい、いざ商品が届いたときに既存の食材で埋まっていて途方に暮れるというケースがあります。特に通販の冷凍食品は、配送時の品質保持のためにしっかりとしたトレーに入っていたり、かさばる梱包材が使われていたりと、スーパーで買うものよりも場所を取ることが多々あります。

購入ボタンを押す前には、必ず自宅の冷凍庫を開けて整理を行い、確実にスペースを確保することが重要です。もし可能であれば、商品ページに記載されているパッケージの縦横のサイズや厚みを確認し、実際に冷凍庫内の空間を測ってシミュレーションしておくと安心です。また、届いた商品をスムーズに収納するためのテクニックとして、外箱から出して中身だけを保存袋に移し替えるという方法もありますが、調理方法や賞味期限が記載されたパッケージを捨ててしまうと後で困ることになります。切り取って一緒に保存するなど工夫が必要になるため、やはり基本的には十分な余裕を持って迎え入れる準備をしておくことが、失敗を防ぐ第一歩と言えるでしょう。

配送日時を確実に指定し賞味期限内で食べ切る計画を持つ

冷凍食品の配送にはクール便が使われますが、これは通常の宅配便とは受け取りのルールが異なる場合が多い点に注意が必要です。多くの配送業者では、保冷機能のない宅配ボックスへの投函を禁止しており、不在時の置き配なども利用できないことがほとんどです。もし受け取り損ねて再配達になると、保管期間中の温度管理の懸念や、配送業者への負担も増えてしまいます。そのため、ネットで冷凍食品を注文する際は、確実に在宅している日時を指定することが何よりも大切です。自分のスケジュールを確認し、商品が届いたらすぐに開封して冷凍庫へ移せる体制を整えておきましょう。

また、冷凍食品だからといっていつまでも美味しく食べられるわけではないという点も忘れてはいけません。業務用の冷凍庫とは異なり、家庭用の冷凍庫は開け閉めによる温度変化が激しいため、長期間保存していると食材の水分が抜けて油脂が酸化する冷凍焼けという現象が起こりやすくなります。冷凍焼けした食品はパサパサして風味が落ちてしまうため、賞味期限にかかわらず一ヶ月から二ヶ月程度で食べ切るのが美味しく味わうための目安です。安くなっているからといって半年分をまとめて買い込むのではなく、家族の消費ペースに合わせて、鮮度の良いうちに食べ切れる適量を見極めて注文することが、結果的に満足度の高い買い物につながります。

ライフスタイルに合った調理タイプと送料のバランスを見る

一口に冷凍食品といっても、その種類は多岐にわたります。電子レンジで温めるだけで完成する完全調理済みの商品は、仕事で疲れて帰ってきた日やお弁当のおかずとして最強の時短アイテムになります。一方で、揚げる前の衣がついた状態や、焼く前のハンバーグのタネのような半調理品は、最後の加熱を自宅で行うため、出来立ての熱々を楽しめるのが魅力です。料理の手間を省きたいのか、それとも手作り感や味のクオリティを重視したいのか、自分の目的やライフスタイルに合ったタイプを選ぶことが大切です。また、下処理済みのカット野菜や冷凍肉などの素材系商品は、包丁いらずで自炊をサポートしてくれるため、無駄を出さずに料理をしたい人におすすめです。

さらに、ネット通販で冷凍食品を買う際に意識したいのが送料の存在です。クール便は通常の配送料よりも高めに設定されていることが多く、少額の注文では割高になってしまうことがあります。多くのショップでは、一定金額以上の購入で送料が無料になるサービスを行っていますので、メインのおかずだけでなく、日持ちのする冷凍うどんやパン、野菜などを組み合わせてまとめ買いをするのが賢い利用法です。ただし、送料を無料にするために無理に注文して冷凍庫に入らなくなっては本末転倒ですので、収納スペースとのバランスを考えながら、お得で便利なセット商品などを上手に活用していくと良いでしょう。