ネットショッピングでパンツを買う時のポイント

ヌード寸と仕上がり寸

パンツは、サイズ選びを間違ってしまうと全体のイメージを変えてしまうこともあり、注意が必要です。
合わないサイズのものを選んでしまうと、太って見えたり野暮ったく見えてしまったりすることがあるだけではなくて、窮屈で履けないと言った元も子もないトラブルに見舞われることも珍しくありません。
実際に試着してみることができれば、「体に合わない」というトラブルからも解放されるのですが、ネットショッピングの場合には試着ができないサイトがほとんどです。

ですから、サイズを選ぶ際には、「ヌード寸」と「仕上がり寸」に注意することが大切です。
ヌード寸というのは服を身につけていない時に測った実寸のことで、UNIQLOなどではサイズ表示にヌード寸が表示されています。
これに対して、仕上がり寸というのは商品の仕上がりサイズのことを意味しています。
パンツを平置きして採寸した値が、仕上がり寸ということになります。

メーカーによって、ヌード寸が表示されている場合と仕上がり寸が標準になっている場合がありますので、そのあたりをよく見極めた上で注文することが大切です。
私も、ヌード寸と仕上がり寸の違いがよくわからずに注文して、サイズが合わなかったことがあります。

パンツサイズの表記について

パンツのサイズ表示には、外国製のパンツの場合、cmの他に「インチ」がよく使用されます。
インチというのはヤード・ポンド法における長さの単位のことで、1インチが2.54cmに該当します。
インチは主にジーンズで使用されることの多い表示法ですので、ジーンズが好きな人は自分のサイズがインチでいくつになるのかをあらかじめ確認しておくといいでしょう。
例えばSサイズ、ウエストが61cmであれば、インチでは25〜26が自分に該当するサイズということになります。

これとは別にEUサイズというものもあり、Sサイズの場合には6、Mサイズの場合には8がEUサイズに該当します。
ほとんどのサイトでは、サイズが合わない場合は無料で交換をしてくれますが、それも手間ですから、自分のサイズはできるだけ正確に把握しておきたいところです。

また、ヒップとウエストだけではなくて、長さもパンツでは重要なポイントです。
パンツの丈があっていないと、それだけで太って見えたり足が短く見えたりすることもありますので、パンツの長さに留意して買い物をすることが重要です。
普段、スニーカーを履いているのか、あるいはヒールパンプスを履いているのかによっても適切なパンツの長さは違ってきますので注意しましょう。
近年は自分の体型を詳細に入力しシミュレートできるファッション通販サイトも増えましたので、そういったサイトを利用してみるのもおすすめです。