ネットショッピングでバッグを買う時のポイント

フリマなどで販売されているブランドバッグの特徴

フリマアプリやフリマサイトなど、インターネットを通じて中古のバッグを購入する際には、メリットもデメリットもあります。
最大のメリットは、定価よりも安い価格で手に入れられることです。
また、生産終了になったモデルが出品されることもあるので、お気に入りのデザインだったのにお店では購入できないモデルを見つけることもできます。

一方デメリットとしては、キズや汚れなど状態が悪い商品や、付属品が付いていない商品があることです。
そして、偽物をつかまされるリスクがあるのもネックといえるでしょう。

必ず確認しておきたいポイント

状態の悪い品や偽物のリスクを避けるために、次のポイントに注意しましょう。
まず、写真をしっかりと観察することです。
キズや汚れなどがついていないかを、チェックします。
写真でしか商品の状態を確認できないので、慎重に行ってください。

バッグ購入で特に注するポイントは、バッグの底や持ち手、金具の劣化です。
底部分は傷や汚れが付きやすいですし、持ち手も汗などで、汚れや劣化が起きやすい部分です。
金具もキズが付きやすいので、注意しましょう。

写真の枚数が少ないものは、キズ物や偽物のリスクが高いと考えましょう。
バッグの正面・裏面・側面・底部分、そして、バッグの中の様子までわかるように、複数枚の写真が掲載されている商品の方が信頼できます。
写真だけでは状態がわかりにくいときは、出品者に質問をして確認しておきましょう。

他の出品者と同じ写真が使われていないかも確認しましょう。
大半の出品者がルールを守って良心的に販売していますが、中にはグループで偽物を販売する悪質な人もいます。
このようなケースでは、グループメンバーが同じ写真を使っていることがあるのです。

写真以外の説明分や出品者情報も、忘れずに確認しましょう。
詳しい商品説明が書かれていない場合は、注意が必要です。
例えば「○○デパートで購入しました」「ほぼ未使用品です」など、1行程度の短い説明文しかない商品は、偽物の可能性があります。
偽物販売が目的なので実際に使っておらず、商品についての詳しい情報を書くことができないとも考えられるからです。

また、高級ブランド品の中には、偽物販売防止のためのシリアルナンバーが刻印されているものも少なくありません。
正しいシリアルナンバーが明記されているかも確認しましょう。
出品者情報も重要で、出品数が少ない、評価が低い出品者は要注意です。
出品数が少ない人の中には、偽物を販売する目的で、即席にアカウントを作っているケースもあるからです。

もしかしたらダマされるかも?という意識は持っておこう

フリマサイトでは、厳格な出品ルールを設けて、偽物などのトラブルを防ぐ要用に企業努力を行っています。
しかしルールをくぐり抜けて、偽物を販売する業者が紛れ込んでいる可能性はあるのです。

買ってから後悔しないためにも、写真や説明文、出品者に対する評価など、さまざまな角度からチェックしましょう。
そして、わからないことは質問することです。
コメントのやりとりから、「怪しいな」と感づくことも多いのです。